弓道の魅力

 弓道は老若男女をとわず、誰でも長期にわたって親しむことが可能な競技(武道)です。
その目的も多様で、心身の健康と鍛錬、的中を目的とした競技性(心・技・体の向上)、昇段、昇格を目指した審査のための体配・射法・射技・理論の研鑽など、個々の希望による選択が可能です。

 そして何よりも、弓道を通して、礼法や日本文化を学び、心身の鍛錬による人格向上と、人の絆の醸成、生活の張りと潤いも得られます。「君子はその独りを慎む」心境を体験しませんか。

 

弓道の歴史

 皆さんは、多くの古墳から、必ず土器とともに多くの鏃(やじり)が出土していることをご存知でしょう。旧石器時代の鏃も存在しています。狩猟のために当初は投石、落とし穴、こん棒、槍を用いたと推測できます。しかし、効率性や危険回避を考慮すると、やはり飛び道具の発明と使用は必然だったでしょう。

 新石器時代には、世界の狩猟民族は急速に普及しました。そして狩猟の具から外的防護用に更なる改良・発達を遂げました。
鉄砲の普及によって、世界の多くの国では弓は廃れ、消滅していきました。日本においては弓をは神聖化し、日本人の精神のよりどころの弓道として継続されました。

 弓の種類は大きく分けて、長弓と短弓に区別できます。
 ■長弓(森林弓):縦弓で2メートル以上、握りが下部、単一弓(丸木弓)で、
  南洋諸民族や日本(湾曲合成弓で矢番え右側)で使用しました。
 ■短弓(草原弓):縦横弓で2メートル以下、握りが中央、湾曲合成弓(木竹骨角皮)で、大陸騎馬民族(欧米・中国・蒙古・朝鮮など)、アイヌ(丸木弓)が使用し、アーチェリーやボーガン(弩)として発達しました。

 日本でも、石器時代に長弓丸木弓を狩猟の具として使用していました。
3世紀中ごろの「魏志倭人伝」には、「兵用矛盾木弓 木弓短下長上 竹箭或鉄鏃或骨鏃」と記し、日本弓(和弓)の特徴を示しています。戦闘の具としても使用されましたが、古事記などの思想的・文化的意義を推察するに、威儀の行装としての弓矢が、かなりの重きを占めていたようです。

 平安朝頃(10世紀)に中国の影響を受け、謝礼思想や合成技術(伏竹弓・3枚内・木竹合成弓)が伝来し、弓馬・流鏑馬・犬追い者、草鹿、笠懸、大的などが盛んでした。


 鎌倉幕府の頃は、戦闘で弓はさらに重きを為し、「弓馬の道」「弓矢の誉」などの言葉に示される、武道の道義(武芸思想)を確立されました。

 鎌倉以降室町時代にかけて流派の確立が進みました。
 ■小笠原流(作法、将軍家師範)の「弓馬術礼式」「騎馬歩射の古儀」
 ■日置流(日置弾正、実践実利の射、大衆の弓、下級武士)※竹林派・印西派など多数に分派

 江戸時代(16世紀)には「三十三間堂の通し矢」が奨励され、和佐大八郎が一昼夜(24時間)に8,133本を通しました。

 江戸時代末期から明治初頭に、弓は大衆の娯楽(遊び)に失墜、一時期廃れましたが、先達弓道人の努力によって、昭和初期に本田流が確立されるなど、現代は健康増進や生活の潤いとしての近代弓道が広く普及されています。

 

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